AMDA各国支部や協力機関との連携強化 (2008/11発行ジャーナル11月秋号掲載) – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA各国支部や協力機関との連携強化 (2008/11発行ジャーナル11月秋号掲載)

インド


学生や職員に講義するカマト教授
(岡山大学病院三朝医療センター)

 8月17日から1ヵ月間、岡山大学疫学・衛生学教室とAMDAの連携のもとに、インド・カルナタカ州マニパール大学アユルベーダー医学教室のカマト教授(AMDAインド支部長)が、セラピスト2人と共に岡山大学病院三朝医療センターにてアユルベーダー医学の臨床的アプローチと講義を行いました。

 9月21日には本部職員がインド・ニューデリーのWHO南東アジア地域事務所を訪問し、南アジア地域協力連合諸国における緊急救援活動に関する会議(2009年開催予定、主催AMDA他)への協力を依頼しました。9月23日にはマニパール大学を訪問し、ビハール州洪水に対する緊急医療支援活動への協力に感謝の意を表すとともに、同会議に向けた構想を協議しました。

 
マニパール大学の学長ラムダス・パイ氏(前列左から4番目)。
前列右端と後列は同大学から洪水の緊急救援へ派遣された医師たち

 ネパール


左からレグミ支部長、藤本明子本部職員、
インド洪水の救援に参加したラジェンドラ医師

 9月26~28日に本部職員がAMDAネパール支部を訪問し、ネパール洪水の緊急救援活動についてレグミ支部長と協議しました。今後は同国西部での活動を強化し、ネパール全国に緊急医療チームを派遣できる体制を整えることが確認されました。

 ミャンマー


ラー・ミィン特命全権大使(左)と菅波茂代表

 9月8日、菅波代表が岡山市内で駐日ミャンマー連邦ラー・ミィン特命全権大使と面会しました。
菅波代表は、5?6月にAMDAが実施したサイクロン被害に対する緊急支援活動への協力のお礼を述べました。

 中国


四川省攀枝花市(はんしかし)9月撮影

 四川省地震(5月12日発生)の復興支援として、福山市日中青年交流協会笹山徳治理事長を通じ、8月23?27日に四川省綿陽市で健康診断を実施し25人を診察しました。9月1?8日には本部調整員を被災地に派遣し、血圧計と血糖値測定器各170式を12の病院・診療所に提供しました。

 日本


松長有慶管長(左)と菅波代表

 9月24日、菅波代表が総本山金剛峰寺松長有慶管長を表敬訪問し、世界平和に貢献する役割について面談しました。その後、森寛勝財務部長と、将来の相互協力について意見交換しました。

 バングラデシュ

 9月6日、AMDAバングラデシュ支部のナイーム支部長がAMDA本部を訪問しました。僻地の村人が医療情報を入手できる「地域ラジオ放送」を計画しており、ラジオ機材の資金確保が課題となっています。