
難波 妙
7 月 19 日、AMDA インドネシア支部は、同国スラウェシ島マカッサルにあるハサヌディン大学にて、大規模地震災害に関するセミナーを開催しました。
当日は AMDA の前身である AMSA(アジア医学生連絡協議会)のメンバーを含む 100 名以上が参加し、冒頭では、AMDA の菅波前理事長が津波予測と備えについて講演を行いました。地震と津波がもたらすそれぞれの被害の特徴を説明しながら、「被災地での支援を通して生まれる相互扶助の精神こそが、人々の希望につながる」と語りました。
続いて、ハサヌディン大学の副学長や現地の人道支援団体による、地震のメカニズムや災害対応に関する発表が行われ、活発な意見交換が行われました。セミナーの締めくくりには、AMDA インドネシア支部と現地の緊急医療ボランティア団体『Indonesian Emergency Health Volunteers Communication』との間で協力協定が結ばれ、新たな防災ネットワークの構築に向けて大きな一歩を踏み出しました。
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