AMDA大槌健康サポートセンター長 佐々木 賀奈子
震災からもう10年と思える方とまだ10年と考える方、置かれている立場と心の在り方で全く違う月日の経過があります。
ただ今の生活があるのは、皆様の支えがあっての今だと痛感しております。
震災当日、泣き騒ぐ事も辛い苦しいとさえも、言えなかったあの頃を想えば今は暑い寒いを凌げる家があり、温かい食べ物がある普通という事の有り難い日々。
無我夢中の十年でしたが、鍼治療や各教室事業をさせて頂き、誰かの為になっている事、喜んでもらえる事が私自身の心の支えであります。
やれる事を精一杯やり続けて個々が充実し、他で災害が起こった時、横に困っている方がいたら手を差し伸べる、【恩贈り】を伝えたい。
繋がる事は未来が変わる、繋がる事は未来を変えれる事を学びました。あの三月十一日の真っ黒の水の中を踠きながら、生きる事を諦めませんでした。諦めない、この六文字を心に刻み歩んだ十年。
この先も感謝の【ありがとう】の六文字と【あきらめない】の六文字を深く心に刻み【恩贈り】をしたいと思います。
天然酵母パン教室
さをり織り教室
体操教室
*「AMDA東日本大震災10年 オンライン交流会」開催のお知らせ
3月26日(金)午後3時より、東日本大震災発生後10年間の緊急支援・復興支援活動についてご協力・ご支援いただいた方々からご報告・ご共有いただき、次につなげていく「オンライン交流会」を開催いたします。当日は佐々木賀奈子センター長からもご報告いただく予定です。是非ご参加ください。
詳しい内容・お申し込み方法につきましては