9月1日は防災の日、 全国各地で防災訓練が行われていました。
AMDAは南海トラフ巨大地震、またそれに伴う大津波での被災に対し主に徳島県、高知県内の避難所への医療派遣の準備を進めています。
AMDAの南海トラフへの備えからAMDA中学校高校生会は自分達にもできる活動があるのではと考えこの一年間、災害時にできる活動について勉強会やディスカッションを重ねてきました。
AMDA中学高校生会は2011年の東日本大震災後から復興支援の活動を継続しています。
絆コンサート等の同世代間交流や被災地間交流事業の一つとして「復興グルメF-1大会」(AMDA主催ボランティアバスを利用)に参加をしています。
現地でのボランティア活動で地元の人達と会話し、共に活動した喜びは、とても大きなものです。
そして学んだことも多くありました。
先日、8月28日岡山県立大学大学院「災害医療援助持論」公開講座があり、AMDA中学高校生会は「災害への取り組み」と題し発表の時間をいただきました。
AMDA中学高校生会のメンバーは全国各地の中学校高校で防災について取り組んでいる様子を調べたり、復興グルメF-1大会で訪れた被災地で現地の方たちから被災時の様子や復興の状況のお話を聞き、現場を見て自分達が災害時に何ができるかを考え話し合いました。
災害時、復興に向けて、そして防災において若い自分達はそれぞれの地域の人達とのコミュニケーションが必要だと感じ、平素あいさつや地域の行事に積極的に参加したいと考えています。
このような災害時に必要なことは「自ら行動する力」だとメンバー達は語りました。
自らの命を守り、家族や友人たちの安否が確認できたら地域や学校に出かけ、自分達ができることを率先して行動していこうと語りかけました。
中学生や高校生たちの若い力はとても頼もしく、「南海トラフ」での災害時にも大いに期待したいです。
AMDA中学高校生会担当 竹谷和子