「喜びの共有」がつなぐ絆 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

「喜びの共有」がつなぐ絆

今年も残るところあと1ヶ月となりました。
2015年も国内外で災害が起き、AMDAでは復興に向けた支援活動を行なっているところです。
その支援活動を支えてくださっている御寄付者の皆さまからは「活動してくれてありがとう。」「身体に気を付けて。」「応援してます。」と様々なメッセージを頂戴します。


AMDAは支援者の皆さまからの御寄付で活動をしている団体です。スタッフは緊急救援の時であれ、自分たちの移動手段や宿泊に関しては、時間と費用に無駄がないかをいつも念頭に置いて活動を行なっています。
また、南海トラフに向けたシミュレーションなど、大災害への準備を進めていると同時に、東日本大震災の復興支援活動も続けています。
その一つに、F1グルメ大会の開催があります。

11月中旬に第11回大会が南三陸で開催されました。
ボランティアバスツアーも運行し、参加者の皆さんからは、「楽しかった。また参加したい。」「現地の皆さんの前向きな姿勢や優しさに元気をもらった。」などの声をいただきました。
これは、参加者の皆さんと出店者の皆さんが一緒になってF1グルメ大会を盛り上げ、【喜びの共有】ができたからだと思います。
また、各地から出店した商店街の皆さんがそれぞれに「久しぶり。」と笑顔で言葉を掛け合い、交流している姿を見かけると【喜びの共有】ができているからこその絆を感じます。


AMDAスタッフは緊急支援活動や復興支援活動で、「来てくれてありがとう。」と、御礼を言われることがあります。しかしながらこれは、AMDAを通じて支援・応援をしてくださっている御寄付者の皆さまへの言葉であることを忘れません。
年6回発行するAMDA会報誌によって活動を報告することで、御寄付者の皆さまと少しでも【喜びの共有】ができたら嬉しいです。

 岡本 優子