7月19日、宮城県の気仙沼復興商店街 南町紫市場にて第10回復興グルメF−1大会が開催されました。
この大会は、AMDAの復興支援事業の一つとして誕生しました。
それは、岩手県、宮城県、福島県の三陸沿岸部の仮設商店街の方たちが、外部からの支援に頼るだけでなく、復興に向けて自らが一丸となって東北の現状や情報を全国的に発信していくことを目的としています。
現在では、地元商店街の方たちで構成された大会実行委員会と運営事務局が主催するまでに至っています。
2年半前、今回と同じ会場で開催された第1回目の大会では、AMDAからもブースを出しました。
私自身は、少しでもお手伝いができたらという思いで、第1回大会から参加するようになりました。
地元特産の食材を使い、試行錯誤の上作られた商店街チームの絶品グルメ料理には到底及びませんが、私たちも「被災地の多くの方々に岡山の味を届けたい」という気持ちで、大いに振る舞いました。
『美味しかったぁ!』という言葉に、喜んでもらえた嬉しさで自然に笑顔に。
記念すべき第10回大会は、第1回と同じ場所で迎えることができました。
それは並々ならぬ熱い思いで取り組んでこられた地元商店街の方たち、そして大会を盛り上げるために一生懸命お手伝いしてくださった多くのボランティアの皆様のおかげです。
ほんとうに多くの方々にささえられ、ここまで続けてこられたのだと思います。
これからもこの大会が続くことを切に願っていますし、私自身も参加し続けたい、できる限りできることをしていきたいと思っています。
太田 浩子
2013年1月 第1回大会の様子
2015年7月 第10回大会の様子