成長するFー1グルメ大会 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

成長するFー1グルメ大会


先週、岩手県大槌町で第9回F−1グルメ大会がありました。

AMDAでは6回目となるボランティアバスツアーを募集しました。
今回は今までの最長移動距離(片道17時間!)の開催地でしたが、高校生から70代の方まで約30人の参加者があつまりました。

このF−1グルメ大会はAMDAの東日本大震災復興支援活動の一つで、2013年に東北に赴任していたAMDAスタッフと復興商店街の方とのアイデアから生まれたイベントです。
各被災地間が情報や知恵を共有し、発信することで新たな復興への協力体制を形成することを目的としており、今まで岩手県・宮城県・福島県の9か所の復興商店街で開催してきました。

開催地となった復興商店街では、たくさんの方々が力を合わせて準備をしています。
毎回初めての場所だけれど、開催地の復興商店街・参加する復興商店街・ボラバスツアー参加者のそれぞれの間の”絆”がどんどん深まっているようです。

2年前に生まれたよちよち歩きのイベントが沢山の人々の手を借りて、どんどんひとり立ちしていく様子は、成長していく子供を見守る親ようなの気持ちになります。

さて、当日はぐずついた天気を吹き飛ばすかのように、「晴れの国岡山」からのボランティアの皆さんの元気な声があちらこちらから聞こえてきます。
美味しい香りが漂い、来場者の笑顔もいっぱい。
あるブースではご飯が足らなくなるハプニング。
それを聞いた違うブースからご飯の援助。
このFー1グルメ大会の趣旨そのままのような連携プレイに、嬉しさ倍増です。


イベント終了後、程良く疲れた体をバスの座席に預け、ひたすら寝て…。
岡山では「おかえり」の出迎え。
影で支えてくれる方々もいるから続けていけます。
本当にありがとうございます!

データ管理担当 岡本 優子