東日本復興支援事業の一つである岩手県にあるAMDA大槌健康サポートセンターは、現在は、健康増進セミナーや郷土料理の教室と趣味の教室を開催しており地域の人が集まり過ごすコミュニティスペースとして活用しています。また、災害時には近くの住民の一時避難スペースとしての機能もあります。
2024年度前半の活動について、冬が長い東北地方では屋内の作業として手仕事があり、ここでは長年木工教室を月2回開催しています。来年の干支巳の制作が始まり、糸鋸を使って丸みのある下地に仕上げ、色を入れて完成です。また、木のパズルづくり、ひょうたんランプ、一貫張りの制作と新しい作品にとりかかっています。
参加者の声:糸鋸で丸みを切ることやヤスリで磨くことに苦労しますが、みんなでワイワイしながら作る楽しみがあります。
健康増進事業としてZOOM健康セミナーを開催しています。春は、環境変化の多い時期で免疫力低下、血行不良の対策として、消化を助けるために朝、食事前の白湯を飲み、代謝機能アップにつなげる。就寝前ぬるめ風呂に20分入り睡眠の質を上げる。ことをていねいに説明しました。
栄養と身体の基本と食生活の見直し、高齢者に多い尿漏れ対策方法、良質のたんぱく質の摂取の必要性、など毎月決まった健康テーマでお話しています。
参加者の声:塩分の摂りすぎが血栓、動脈硬化になると思っていましたが、たんぱく質不足筋肉の衰えが血管に影響することがわかりました。頭皮マッサージは髪のためだけでなく身体全体にも効果があることがわかりました。