AMDA速報2 ホンジュラス・ハリケーン被災者緊急支援活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報2 ホンジュラス・ハリケーン被災者緊急支援活動

支援物資を準備する様子

AMDAと特定非営利活動法人AMDA社会開発機構(AMDA-MINDS)は、ハリケーン・エタとイオタの上陸により被災されたホンジュラスの方々への合同支援を決定。現在、AMDA-MINDSと現地協力団体等が被災地などの情報収集を実施している。

まず首都テグシガルパ(Tegucigalpa)市内では、ハリケーン・イオタにより地すべりが発生。その後も大雨ではないが毎晩長雨が続いており、地すべりが相次いで発生し、物資も入りにくいものもあるという状況にある。現地で調整の上、市内3地区の避難所での物資支援を決定。現在、簡易コンロなど物資の調達等の準備を行っている。

 

エル・パライソ県トロヘス市(11月22日撮影)

また、AMDA-MINDSの活動地域であるエル・パライソ(El Paraíso)県内でも被災状況や支援ニーズの調査などを実施。同県東部のトロヘス(Trojes)市では暴風雨により土砂の流出や洪水被害を受け、副市長より支援要請を受けた。テグシガルパ市や周辺の村への道が寸断されている箇所もあり、市内での物資調達も難しい状況にあるという話を聞き、現在支援実施に向け調整を行っている。加えて同県北部に位置するテウパセンティ(Teupasenti)市の緊急対策委員会からも、少なくとも106世帯が被災しており、一部地域では家屋が損壊し住民が避難所で生活を送っている状況について連絡を受け、こちらでも支援の可能性を検討中である。

尚、11月22日付でハリケーン・エタ及びイオタによるホンジュラス国内の死者数は88人、延べ367万人以上が被災されていると、全米保健機構(PAHO)及び世界保健機構(WHO)が発表している。

 

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