支援物資を受け取る妊婦
インド東部ビハール州ブッダガヤにあるAMDAピースクリニック(APC)が毎週火曜日に行っている食糧支援ですが、10月27日はインド三大祭りの1つである「ダシェラ」の後の祝日(ビハール州)によりお休みでした。これから約1か月間、インドではお祭りのシーズンが続きます。支援している妊産婦世帯も親戚の家で祭りを祝うため外出します。加えて、ビハール州州知事選結果の発表が行われる11月10日の食糧支援は日にちを変更して行いました。
通常、食糧支援は58世帯の妊産婦家庭と元APCスタッフのヴェーダ氏が運営する「お年寄りの家」を対象に、インドの家庭料理には欠かせないダル豆、ジャガイモに加え、隔週で塩、油などの調味料を配布しています。
「最近では毎週火曜日の食糧支援物資配布の時間になると、事前に呼び掛けなくても人が集まるようになっている。」とAMDAピースクリニックのスタッフは話します。
今後も妊産婦世帯の生活状況を鑑みながら、食糧支援の継続有無を判断していきます。
APCスタッフであるアニータ氏が食糧支援と現地の状況を語りました。