食糧を受け取る妊婦
新型コロナウイルス感染症蔓延により、2度の都市封鎖(ロックダウン)を経験したインド東部ビハール州ブッダガヤ。2014年より母子保健事業を行っているAMDAピースクリニック(APC)では、現地スタッフ3人が中心となり活動をしています。
APCで緊急食糧支援を開始し5か月が経過した今、妊産婦の生活がどのように変化したか、聞き取り調査を実施。結果、妊産婦世帯の内35%は収入源がないこと、職場復帰できた人でも、依然に比べ収入が25%減額になっているという事実がわかり、依然厳しい状況であることからAMDAは今後も食糧支援の継続を決定しました。
毎週火曜日(10月26日はお祭りのためお休み)に食糧を受け取るのは、60件前後の妊産婦世帯と元APCスタッフであるヴェーダ氏の「お年寄りの家」です。最近では、呼びかけをしなくても、配布時間には人が集まるようになりました。妊産婦登録者も毎月増えていて、支援に対する喜びの声もたくさん聞かれます。
APCスタッフであるバビータ氏が食糧支援に対する反響と現地の状況を語りました。
https://www.youtube.com/embed/ZuGJ0rMhASI