新型コロナウイルス感染症の影響により、フィリピン全土でも不足しているマスク、フェイスシールドを含む個人用防護具、エアロゾールボックス*、トイレ用品などを、4月中にAMDAフィリピン支部と繋がりのある医療機関を中心に提供しました。物資を受け取った方々からは、「このような支援に感謝しています。この新型コロナウイルス感染症による危機の中で、最前線で戦う医療者のために使用します。」「ありがとうございます。これが落ち着いたら、今度はAMDAを助けたい。」とコメントをいただきました。
今回、提供した個人用防護具の1つに、顔全体を覆うフェースシールドがあります。これは、AMDAフィリピン支部医師の自宅近くに住む近所の人や子どもたちからの協力を得て、400個を手作りしました。完成したフェイスシールドは、医療機関に他の物資と一緒に提供しました。
~フェイスシールド作りに参加した子どもたちからの声~
「最前線で戦っている医療者のためにがんばりました。」
「新型コロナウイルス感染症拡散抑制のために作りました。」
「ぼくらはまだ子どもだけど、できることがある。」
「コミュニティ―隔離措置中だから、これが自分たちのできる支援。」
https://www.youtube.com/embed/55g29q7MQgk
*個人用防護具が不足する中、挿管などの際に出るエアロゾール粒子から医療者を守るための透明な箱。
========物資を提供した医療機関(順不同)===========
トンド医療センターへの個人防護具提供
南フィリピン医療センター
ラグーナ医療センター サンタクルス
パーペチュアルヘルプ医療センター ビナン
アマイパクパク医療センター
プレミア透析センター
マニラ・セントラル大学病院
トンド医療センター
カビテ・ヘルスオフィス
ホセ・ファべラ記念病院
サンロレンツィオルイズ婦人病院
国立腎臓移植研究所
フィリピン軍首都圏合同タスクフォースに個人防護具提供
パーペチュアルヘルプ医療センター ラスピニャス
フィリピン熱帯医学研究所
フィリピン軍首都圏合同タスクフォース
ビコール医療センター
ビコール地域教育病院
地域医療センター バカカイ
マラウィ市 バサック小学校