4月30日より、AMDAは新型コロナウイルス感染症への対応として、災害支援の協力協定締結先、そして大規模災害時にご協力いただいた国内の医療機関などを対象にマスクなどの物資提供を開始しました。支援前には、物資の入手が困難なため、患者や施設利用者に影響を及ぼさない範囲でやりくりをされていた機関などのお話もお伺いしましたが、受け取られた方々より、受領のご連絡とともに、感謝のお声などをいただきました。下記、一部ご紹介させていただきます。
黒潮町拳ノ川診療所 (南海トラフ災害対応プラットフォーム協力自治体・医療機関)
「貴重なマスクをいただきまして、ありがとうございます。町の医療に大切に使用させていただきます。今後とも、黒潮町をよろしくお願いいたします。AMDAの皆様のますますのご健勝とご活躍を心よりお祈りいたします。」
社会医療法人全仁会 倉敷平成病院
(南海トラフ災害対応プラットフォーム協力医療機関、
2018年7月西日本豪雨災害支援活動協力医療機関)
「ありがとうございました。岡山県内では22件の感染が発生しておりますが、幸いなことに倉敷では発生しておりません。とは言え、我々としてはいつ起こるかわからない感染症に対応すべく準備を行っている状況の中で医療資材の調達がままならず、困窮していたところでございます。
今回、AMDA様からは物資とともに大きな志を頂戴し、我々としては大変勇気づけられました。出来るだけ早い終息を願って止みませんが、地域の病院として地域で社会的責任が果たせるよう引続き努力して参りたいと考えております。」
社会福祉法人 旭川荘
(南海トラフ災害対応プラットフォーム協力医療機関、
2018年7月西日本豪雨災害支援活動協力医療機関)
「ありがとうございました。本日、さっそく知的障害児の通園施設「みどり学園」に渡してきました。おもちゃなどの消毒にハイターを使わざるを得ない状況なので、大変ありがとうございます。」
AMDAも引き続き、医療や福祉の立場で対応されている方々の一助となるべく、支援を続けていく予定です。
*5月7日現在、物資を受け取られたとご連絡をいただいた医療機関などは以下の通りです
(五十音順、敬称略)。
・あさのクリニック (岡山県)
・一般財団法人共愛会 老人保健施設 虹 (岡山県)
・医療法人五月会 須崎くろしお病院 (高知県)
・医療法人 さとう記念病院 (岡山県)
・医療法人社団 かとう内科並木通り診療所 (岡山県)
・医療法人寿仁会 沖縄セントラル病院 (沖縄県)
・医療法人創和会 しげい病院 (岡山県)
・医療法人髙杉会 高杉こどもクリニック (岡山県)
・医療法人治久会 もみのき病院 (医療法人恕泉会内田脳神経外科 系列病院・高知県)
・医療法人福嶋医院 介護老人保健施設いるかの家リハビリテーションセンター (岡山県)
・医療法人福寿会 老人保健施設 倉敷藤戸荘 (岡山県)
・植田医院 (岩手県)
・海陽町立海南病院 (徳島県)
・組合立諏訪中央病院 (長野県)
・拳ノ川診療所 (高知県)
・さくら診療所 (徳島県)
・社会医療法人全仁会 倉敷平成病院 (岡山県)
・社会福祉法人 旭川荘 (岡山県)
・社会福祉法人 吉備健生会 特別養護老人ホーム 賀陽荘 (岡山県)
・小規模多機能ホーム ぶどうの家真備 (岡山県)
・湘南おおふなクリニック (神奈川県)
・独立行政法人国立病院機構 福山医療センター (広島県)
・美波町国民健康保険 美波病院 (徳島県)
・有限会社アイ薬局 (岡山県)
最後に、今回マスク等物資の確保に向け、多大なるご支援ご尽力いただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
*ご協力者様一覧(五十音順、敬称略)
・岡山商工会議所
・株式会社山貴屋 社長 中島 俊祐
・山﨑研磨メッキ有限会社 代表取締役 山﨑 徹也
・有限会社カナコーポレーション 社長 川村 榮次
・AMDAカンボジア支部
・AMDAネパール支部