AMDA速報2 フィリピン・タール火山噴火被災者緊急支援活動 – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報2 フィリピン・タール火山噴火被災者緊急支援活動

岡山を出発する神倉調整員

1月16日朝、AMDAは男性調整員1名を、岡山からフィリピンに派遣した。調整員は、出発前の新聞社、テレビ局の取材に「医療、物資の両面から支援を準備したい」と話した。午前9時33分発の新幹線でJR岡山駅を出発。関西国際空港からエアアジア航空で午後5時45分にフィリピン・マニラに到着予定。

首都マニラ到着後、調整員はAMDAフィリピン支部と合流し、現在も噴火が続くタール火山の噴火に伴う被災者緊急支援活動に向けた準備・調整を行う。
 







16日付のフィリピン国家災害リスク削減管理員会(NDRRMC)の発表によれば、今回の災害による被災者数および避難者数は日ごとに増している。現在、タール火山のあるバタンガス州(Batangas)と近隣のカヴィテ州(Cavite)では、合計14,918世帯(65,184人)が被災。12,370世帯(53、832人)が244ヵ所の避難所に避難している。また火山性地震も続いており、これまで観測された回数は566回。そのうち、マグニチュード1.2~4.1規模の体感できる揺れは172回を数える。

バタンガス州では火山灰の影響で複数の道路が閉鎖されており、復旧に向けて清掃作業チームが出動。一方、発災当初休校となっていた学校や公的機関は少しずつ再開しつつある。航空機は国内線、国際線ともに多くがキャンセルとなっていたが、運航状況も徐々に改善の兆しを見せている。


【AMDA派遣者】 
神倉 裕太郎 (かみくら ゆうたろう)調整員 / AMDA本部職員 / 27歳 / 岡山市在住
【移動予定】 *いずれも現地時間(フィリピンとの時差 -1時間)
関空 14:15発  フィリピン・エアアジア航空 フィリピン・マニラ 17:45 着


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