廣榮堂様(岡山市中区藤原)から10月31日、台風19号義援金を頂きました。
AMDA本部事務所での贈呈式では、廣榮堂社長 武田浩一様より、広範囲に渡る被害状況に何かできれば、という思いで義援金を難波比加理AMDA理事に手渡されました。
その後、同席いただいた廣榮堂の方々に、活動地から戻ってきた職員らが被災地の状況や活動内容をご報告しました。24時間体制でAMDA医師らが避難者の健康相談などを行ったこと、避難所で鍼灸活動を実施していることなど熱心に耳を傾けられ、活動に関して質問もされていました。また、武田様は昨年の西日本豪雨の際にご自身が倉敷市真備町で見られた光景をお話されながら、これから寒さが厳しくなる環境下で避難生活を余儀なくされている方々がどのように過ごされているのかなど心配されていました。最後に、日本でも災害が増えてきている傾向について触れられ、被災地で活動する派遣者の方々に改めて謝意を表されました。
廣榮堂は安政3年(1856年)創業で、きびだんごで知られる和菓子の老舗メーカー。2012年より8回にわたり、東日本大震災の緊急救援、東日本国際奨学金など長期にわたり多大な支援をいただいています。昨年の西日本豪雨災害の際には義援金のほか、実際にAMDAが活動をしていた倉敷市真備町の岡田幼稚園にて園児にきびだんごを贈呈していただきました。