津山東高等学校講演 実施者からの報告 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

津山東高等学校講演 実施者からの報告

AMDA緊急救援ネットワーク 看護師 小野田 春花
(主な活動経験:復興グルメF-1大会ボランティアバス、西日本豪雨災害被災者緊急支援活動)

2019年6月6日に、岡山県立津山東高等学校看護専攻科2年生を対象に、「ボランティアについて」と題して、講演を実施いたしました。講演を担当したAMDA緊急救援ネットワーク登録メンバーの小野田春花看護師の報告をご紹介いたします。
 

話した内容

ボランティアとは何か、ボランティアの捉え方など基本的な考え方について


講演を通じて伝えたかったこと

みなさんが抱いている日常の中の、思いやりの気持ちに気付くきっかけ作りができる講演内容を心がけました。AMDA高校生会など具体的な活動も提示することで次の一歩に繋がるエッセンスも入れました。


話した内容・分野に対する思い

誰かのために成り得る何かをすることは、私だけでなく看護を学ぶ高校生のみなさんも好きだと思います。その好きの気持ちを行動に移す勇気を共有したかったです。


感想

まず自分が高校生の時にイメージしていた「ボランティア」とはどんなものかを思い出してみました。優しい気持ちで、漠然とかっこいいもので、しなければならないもので、自分の評価に繋がるかもしれないもので、意識の高い人達のためのもので、少し敷居の高いもので…。恐らく、ボランティアという言葉ばかりが先行していて、よく耳にする身近なものの割に、実生活とは遠いものだった様に思います。この度改めて「ボランティア」を見つめ直し、高校生のみなさんと一緒に考えることは私自身の大きな学びとなりました。貴重な機会をいただきありがとうございました。















津山東高等学校看護科 白石恵子先生よりいただいたコメントの要旨


岡山で知名度のあるAMDAに、ボランティアの実際の話をしていただきたく毎年講演の依頼をさせていただいています。看護の勉強をする生徒が、ボランティアの本来の意味を理解し、看護への思いや奉仕の気持ちなど、それらを成長の一歩となればと願っています。

問診をする小野田看護師
(2018年西日本豪雨災害)



 








受講した生徒さんらの感想


・ボランティアに参加する時に、「何でもします」というボランティアの心でいることが大切だと学びました。


・自分もボランティアに参加した時に、やりたいと思っていたこと、想像していたことができなくて帰りたくなった経験がありましたが、今後、ボランティアに参加した時、「やらなければいけない」ではなく、「やりたい」という意思を持って行動しようと思いました。


・自分のやりたいと思ったこと、好きなことをしている小野田さんがすごくかっこよくて楽しそうで、こんな人になりたいなと思いました。