AMDAボランティアセンター 事務局長 竹谷 和子
井原市立井原中学校でPTA教育講演会が6月6日に行われました。演題は「国際貢献活動(ボランティア)と命の大切さ」で全校生徒400人、保護者100人、教員20人の方たちに竹谷がお話しさせていただきました。内容はAMDA活動紹介と理念、特にスリランカの医療和平、その後の平和構築活動とバングラデシュでのロヒンギャ難民について紹介しました。AMDA中学高校生会の紹介し中学生ができる国際貢献活動やボランティアについても伝えました。AMDAの大きな理念「困った時はお互い様」相互扶助の精神で、人道援助の三原則の一つ「援助を受ける側にもプライドがある」ことも合わせ、相手に敬意を表すことが大切であることを話しました。
AMDAへの講演依頼をいただいたPTA会長難波 和則様、副会長三宅 泰弘様にお話を伺いました。
「AMDAはニュースでよく見ていたので興味があり、講演の依頼をお願いしました。地域で暮らしている子どもたちが身近にできるボランティアを通して自己肯定感を持ってもらいたいと思います。この教育講演会では子供たちに多くの事を知ってもらい、自分の将来の事を考える一助にしてほしいです」
生徒さんからの感想をいただいておりますので、ご紹介いたします。
・Aさん 私は先ず、AMDAという支援団体があることを知りませんでした。今日教えてくださりAMDAが主にしていること、どこの国でしているのか、AMDAが大切にしていることなど世界のために活躍されていることが分かりました。本部が岡山にあることも驚きました。これから私は今日学んだ「あいさつをすること」「名前で呼ぶこと」「ありがとうと感謝すること」を忘れず生活したいと思いました。
・Bさん 今日の話を聞いて私は、AMDAは助けてあげるのではなく、助け合うを大切に支援をしているのが分かりました。海外や国内で起こっている災害などを支援していることに驚きました。昨年の西日本豪雨でも支援していることへの感謝を持ちました。小学校の社会の授業で少しだけAMDAについて学んだが、こんなにもたくさんの支援をしていることに驚きました。今自分ができることを考え実行していきたいと思いました。学んだ事をこれからのことに活かしていきたいです。
・Cさん 今日はとても貴重な話が聞けました。小学校の時に国際貢献大学校に行った時にAMDAのことを知りました。今日実際に話を聞けてとても多くの国に行っていることが分かりました。誰かの役に立とうとしている姿がとてもかっこいいなと思いました。それに中学生や高校生も活動していること知り、自分も何かやってみたいと思いました。
・Dさん 私は今日の話を聞いて、今の私たちの生活は当たり前ではないのだと思いました。話や写真を見て世界にはまだまだ貧困や苦しい思いをしている人がいてそんな人をAMDAが支援されていてすごいと思ったと同時に私たちができることはなんだろうとかと思いました。将来、私は医療に携わって苦しく悩んでいる人を支援していきたいです。
・Eさん 人のために動ける人はとてもかっこいいと思いました。世界は今でも内戦が続いているところもあって平和のために民族などに分け隔てなく治療をしているのがすごいと思いました。私もボランティアに参加したくなりました。
・Fさん 本日は井原中学校の生徒に平和や医療和平などたくさんのことを教えてくださりありがとうございました。私は今日の話を聞き様々なことに関心を持ち、家族や友達と幸せに暮らせているこの瞬間を大切にしたいと思いました。これからは平和な世界へと少しずつ考え、行動したいと思います。本当にありがとうございました。