特定非営利活動法人AMDA ボランティアセンター事務局長 竹谷和子
ノートルダム清心女子大学 自立力育成科目 ボランティア実践に受講されている学生さん14名と先生が、授業の一環として5月26日AMDA本部を訪問をされました。学習目的が「様々なボランティア活動を学ぶ中で、長年高校生がこれまで行ってきた国内外の活動を知ることで人格形成期の活動経験の大きさに気付き今後の学びにいかす」ことから主にAMDA及びAMDA中学高校生会の活動を中心に竹谷がお話しさせていただきました。
内容はAMDAスリランカ平和構築活動、この活動へのAMDA中学高校生会参加について、また中学高校生会の災害・防災への活動を通してボランティアの取り組みをご紹介させていただきました。学生さんたちはメモを取りながらとても熱心に聴いていただきました。
その際の感想の一部をご紹介します。
学生Aさん
私は1年半ほどAMDA中学高校生会の一員として同世代の仲間と様々な支援活動に向け準備をしてきました。卒業してから3年近く経ちますが、内戦があったスリランカや被災地で地域の人々の交流をした仲間からのリアルな話しが聞けていた1年半は充実していたとあらためて感じました。今後身を持って自分の目で見、体験したいと感じました。AMDA中学高校生の活動をきっかけに卒論では「災害支援」を研究していきます。
学生Bさん
本日の話の中でとても共感できるポイントがたくさんありました。私は昨年の夏、国際ボランティアの活動でベトナムへ家を建てに行きました。その際、私の今まで知らなかった環境や文化、人に触れてみることができ、実際に行かなければ勘違いしたままだったことがあるなと思いました。またギブ&テイク、相互扶助の精神を忘れずボランティア以外でも取り組めたらいいなと思いました。
学生Cさん
AMDA中学高校生会はスポーツ交流や宗教プログラムによってスリランカの人々をつなげる役割の一端を担っていることがすごいと思いました。また助け合うというAMDAの相互扶助の理念はとても大事だと思いました。
学生Dさん
今日の話を聞いてスリランカの内戦について初めて知りました。どれだけ自分が国際的な情報に目を向けていないかを実感しました。日本にいる私たちにとって戦争のないことが当たり前と思える中で、世界で起こる悲惨な事実を知るだけでも意味があると思いました。AMDA中学高校生会の活動を知り、若い世代の時から世界へ目を向けたり、災害について考えたり、身近な事に目を向けることは大切だと思いました。そして先ずは知るということが大切だと思います。