インド担当:岩尾 智子
エコラス・デ・ラ・テレ福祉団体
ビハール州ブッダガヤ地区マティヤニ(Mathiyani)村ダンプールで行った井戸建設事業にご協力いただいたエコラス・デ・ラ・テレ福祉団体事務局長であるラジェッシュ・クマール氏よりメッセージをいただきましたので、ご紹介します。
ラジェッシュ氏からのメッセージ
エコラス・デ・ラ・テレ福祉団体事務局長として、AMDAが貧困の中で生活するマティヤニ村ダンプールに暮らす人々にご支援くださったことに対して感謝申し上げます。シャワーなどの生活用水に加え、灌漑にも使える井戸は、村の人たちが健康な生活を送るのに多いに役立つでしょう。
AMDAがブッダガヤ地区の村に対して行った井戸建設支援をここに称え、心より御礼申し上げます。今後も、貴団体がブッダガヤ地区の村で行う活動に協力していきたいと思っています。
エコラス・デ・ラ・テレ福祉団体紹介
1998年にスイスで設立されたエコラス・デ・ラ・テレ福祉団体は、人道支援活動実施団体としてインドでも登録されています。子どもの教育、若年成人に対する技能訓練、学校に通う子どもの母親に対する小規模融資、医療支援と治療の支援をインド・ビハール州、西ベンガル州、ラジャスタン州と首都デリーの貧困地域で行っています。
計73の村と都市部にある5つの地域で28の学校を運営しており、生徒は4,376人(男子生徒2,091人、女子生徒2,285人)います。技能訓練校はビハール州、西ベンガル州、ラジャスタン州に計5校あり、1,289人(男性107人、女性1,182人)が通っています。