「こども食堂」支援 イチゴ狩り農業体験 – AMDA(アムダ)
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特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

「こども食堂」支援 イチゴ狩り農業体験

広報担当参与 今井康人

岡山県内の産官学民でつくるAMDAこども食堂支援プラットフォーム(事務局・岡山市北区伊福町、AMDA本部内)主催の「こども食堂支援 イチゴ狩り農業体験」が2019年3月26日、岡山市東区西大寺門前の岡山フルーツ農園で開かれ、子どもたちの笑顔が広がりました。

こども食堂から5団体28人(幼児12人、児童5人、保護者11人)が参加。同農園の高原弘雅社長からイチゴの栽培法や摘み方、食べ方などの説明を受けた後、子どもたちはハウスに入り「わー、大きい」「真っ赤に熟れている」と歓声を上げ、親子で仲良く舌鼓を打っていました。

この催しは、イチゴ狩りを楽しみながら土に触れ、農業を体験するAMDAとしては初めての試み。楽しく視野を広めることで、将来を担う子どもの健全育成を目指すのが狙いで、今後も継続的な活動を計画しています。

当日の統括責任者は「こども食堂」の実情に詳しい川崎医療福祉大学講師の直島克樹氏が務め、同大学と岡山県立大学から学生ボランティア計12人が参加。総合ビル管理業「研美社」(岡山市北区新屋敷町)の油谷直幸代表取締役会長は、自社所有のボランティアバス(28人乗り)のハンドルを自ら握り、参加者を運んでくださいました。農園の高原社長も農業体験の場を提供して頂くなど多くの方たちの温かい支援を受けました。

あらためて感謝の意を表します。

イチゴ狩りの参加者とボランティアの声をご紹介します。



◆イチゴ狩り参加者◆

・小林夏未さん(主婦)

長女(3歳)と長男(生後11カ月)の家族3人で来ました。イチゴはみんな大好き。AMDAさんは国内外へ医師らを派遣するなど忙しい中で、子どもが喜ぶ催しをして頂き、感謝しています。


・安延来実さん(小学4年生)

友達4人とイチゴの食べ比べをして面白かったです。でも腹いっぱいになりました。ボランティアのお兄さん、お姉さんにも優しくしてもらい、仲良くなれたのが嬉しかったです。

・脇原涼さん(小学4年生)

イチゴの栽培法などを聞いて農家の方の大変さが良く分かりました。これまで野菜や果物など何気なく食べていましたが、これからは感謝の気持ちを忘れないようにしたいです。

・小川那津子さん(主婦)

AMDAさんは地方の岡山市から国内外に医療、平和などを発信しておられる心強い存在。とても誇りに思っています。今回も素晴らしいイベントを企画され、みんな大喜びしています。


◆ボランティアの声◆

・小池遥さん(岡山県立大学1年)

子どもと接する機会があまりなかったので、思ったことを正直に話す子どもに驚くとともに勉強になりました。イチゴを食べる子どもの表情から満足感が伝わり、私もすごく楽しかったです。

・小田弘平さん(川崎医療福祉大学3年)

子どもと一緒にイチゴを食べることで、双方の距離感が縮まったのがうれしかったです。親と交流できたことも勉強になりました。今後もこんな機会があれば、ぜひ参加したいです。