AMDA速報7 インドネシア津波被災者緊急支援活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報7 インドネシア津波被災者緊急支援活動

1月1日現在、AMDAはバンテン(Banten)州パンデグラン(Pandeglang)県のメディカルクラスターと情報を共有しながら活動を継続している。

12月31日、AMDAチームはメディカルクラスターからの情報をもとにパニンバン(Panimbang)村を訪問。結果、バンテン州防災局が運営する野外診療所に医療者として入った。この日は医師一人が24時間常駐しなくてはならない状況だったため、この医師は少しでも休むことができてありがたいと述べた。AMDAインドネシア医師は4人を診療した。

その後、チームはシダムクティ(Sidamukti)村のモスクに立ち寄った。津波襲来後、海沿いに住む約400人が夜間このモスクに来て室内外に宿泊するとのこと。チームはスペースを借り、がれきで負傷した人、発熱などの症状を訴える人など計30人を診療した。うち一人の子どもに深刻な循環器疾患の疑いがあることが判明、医師は近くの小児科のあるクリニックを紹介し受診を促した。

翌日1月1日も医療支援と物資支援を実施。AMDAチームの話を聞き、被災された人たちが朝から宿泊先を訪ねてきた。宿泊先近くのクリニックに来たが休診だったため、AMDA医師による受診を希望しているとのことで、医師は合計7人を診察。また、津波で被災した宿泊先の従業員たちにも、食料や生活用品を含む物資50世帯分を手渡した。

更に、近くのススカン(Susukan)村も訪問。多くの海沿いの住人が同村の家族や親戚の家に避難しており、数は約200世帯、1,000人。既に当日の支援物資はあるとのことだが、翌日に配布してもらえるようパンやベビーフード、おむつを提供した。子どもたちにはお菓子を配布したところ、笑顔で大きな声で「ありがとう」と日本語で言ってくれたことがチームを元気づけた。

その後、活動登録を行っているパンデグラン県のメディカルクラスターを訪問、活動報告するとともに医薬品支援を行った。







https://www.youtube.com/embed/Zq3aF4bokyM

【AMDAインドネシア支部からの派遣者】

Dr. Adniyaria 医師 / AMDAインドネシア支部

Mr. Sahruna Madjid看護師 / AMDAインドネシア支部

Mr. Khusnul Yaqien 調整員 / AMSA(アジア医学生連絡協議会)

【AMDA本部からの派遣者】

神倉 裕太郎 (かみくら ゆうたろう) 調整員 / AMDA本部職員 /岡山市在住 26歳


【街頭募金のお知らせ】

1月7日(月)午後4時から5時まで 岡山駅地下からイオンモールへの地下連絡通路にて街頭募金を行います。



【皆様からの募金を受け付けております】

■郵便振替:

口座番号01250-2-40709 口座名「特定非営利活動法人アムダ」

■中国銀行 一宮支店(店番188)

普通口座 番号1347410 口座名「特定非営利活動法人アムダ」

■楽天銀行 ロック支店(店番202)

口座番号7002547 口座名「特定非営利活動法人アムダ」

■クレジットカード、PAYPALでの募金も受け付けています。詳細はホームページをご覧ください。

ご寄付指定いただいた緊急救援活動の寄付総額が、その活動の支出経費を超えた場合には、他の緊急救援活動に充当させていただくことがあります。ご了承をお願いいたします。



【お問い合わせ】

認定特定非営利活動法人AMDA 事務局

〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1

TEL:086-252-7700 FAX:086-252-7717

E-mail: member@amda.or.jp

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