AMDA速報6 インドネシア津波被災者緊急支援活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報6 インドネシア津波被災者緊急支援活動

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AMDAは現在、活動地バンテン(Banten)州パンデグラン(Pandeglang)県の医療支援を統括するメディカルクラスターと情報共有しながら支援活動を実施している。

現地時間30日、AMDA本部・インドネシア支部合同チームは、宿泊場所近くのスカジャディ(Skajadi)村を訪れ、巡回診療及び物資配布を行った。この村では津波による直接的被害はなかったが、津波襲来時は多くの住人が避難した。

AMDAインドネシア支部の医師と看護師は、34人の健康相談・診察を実施。高血圧や、身体の痛み、腹痛、創傷などに対応した。そのうち、高血圧の人は「かかりつけのクリニックが津波により被災、休診して困っていたが、今回診療してもらい非常に助かった。村まで来てくれて嬉しい。」と話した。また、津波襲来後に海岸線沿いを歩いているときにがれきで足を負傷した人も治療を受けた。「この足ではクリニックまで歩いて行けなかったが、診てもらえてよかった。」と医師たちに語った。また、医師たちは診察中、「津波が来る」という噂を聞き数回避難したという話、また波の音が怖いとの話も耳にした。

同時に、同じ敷地内で50世帯に物資を配布した。村付近の店舗も被災し閉まっているため、前日チームが車で約2時間かけチレゴン(Cilegon)という都市で購入した、食料品、調味料、そして石鹸などの生活用品を直接手渡した。更に、赤ちゃんがいる数世帯にはベビーフードや蚊帳などを提供。渡したお母さんによると、避難所には食料はあったが、ベビーフードなどはなかったので、今後避難することになった時に持参できるからとても助かるとのことだった。

また、同村の地元ボランティアによる子ども向けのイベントにチームも参加し、300のパンを子どもたちに配布した。


【AMDAインドネシア支部からの派遣者】

Dr. Adniyaria 医師 / AMDAインドネシア支部

Mr. Sahruna Madjid看護師 / AMDAインドネシア支部

Mr. Khusnul Yaqien 調整員 / AMSA(アジア医学生連絡協議会)



【AMDA本部からの派遣者】

神倉 裕太郎 (かみくら ゆうたろう) 調整員 / AMDA本部職員 /岡山市在住 26歳



【街頭募金のお知らせ】

1月7日(月)午後4時から5時まで 岡山駅地下からイオンモールへの地下連絡通路にて街頭募金を行います。

【皆様からの募金を受け付けております】

■郵便振替:

口座番号01250-2-40709 口座名「特定非営利活動法人アムダ」

■中国銀行 一宮支店(店番188)

普通口座 番号1347410 口座名「特定非営利活動法人アムダ」

■楽天銀行 ロック支店(店番202)

口座番号7002547 口座名「特定非営利活動法人アムダ」

■クレジットカード、PAYPALでの募金も受け付けています。詳細はホームページをご覧ください。

ご寄付指定いただいた緊急救援活動の寄付総額が、その活動の支出経費を超えた場合には、他の緊急救援活動に充当させていただくことがあります。ご了承をお願いいたします。



【お問い合わせ】

認定特定非営利活動法人AMDA 事務局

〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1

TEL:086-252-7700 FAX:086-252-7717

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