大安寺中学校からチャレンジワークを受け入れ – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

大安寺中学校からチャレンジワークを受け入れ

プロジェクトオフィサー 神倉 裕太郎

11月6日から4日間、大安寺中学校の2年生がAMDA本部にて、チャレンジワークで職場体験を行いました。

人を助けるお仕事に興味があり、AMDAでのチャレンジワークを選んでいただいたそうです。人を助ける仕事がしたいという中学生の心強い言葉に、日本の将来についてとても頼もしく感じたのと同時に、職員自身鼓舞された部分が多くありました。

お仕事内容としては、AMDA中高生会が国際活動を発表するためのイベント準備、資料作成などをメインにお願いしました。11月8日には、バングラデシュのロヒンギャ難民医療支援における医師派遣の為、岡山駅にて行った出発式にも参加しました。出発式は、派遣いただく派遣者の方が支援活動にきちんと従事できるように、そして何より派遣者の方が無事で帰ってこられるようにという思いを込めて行っています。バングラデシュに派遣された吉井医師に「がんばってください!」と激励の言葉を述べました。その時に吉井医師から言われた「がんばらないのがモットー」だという言葉から、支援を行う中にも常に冷静さが必要で、無理をしすぎることは良くない、といったことを学び、「(バングラデシュへ派遣された吉井医師が)かっこよかった。」と感じたそうです。

最終日に、職員が将来の夢を尋ねると「人を助ける仕事」と心強い回答をいただきました。AMDAの活動に触れて、「今まで一方的に友人を助けて困らせていたところがあるかもしれない。相手が何が必要が考えること、そして相手のプライドは傷付けてはいけない、ということを学びました。」とも語りました。








「人の役に立ちたい」という今後を担う若い世代の背中を押すのも、AMDAの使命だと私自身感じております。人を助けたいというこの生徒さんが、今後もよりたくさんの人たちに笑顔を届けられる、かっこいい大人になっていかれることを職員一同信じております。