岡山倉敷フィリピーノサークル 相談役 大山 マージョリー
来日したモンゴル人医師に通訳として
同行する 大山氏(写真左)
豪雨が西日本を襲った当時、被災者の日常を脅かす事態になるとは思いもよりませんでした。岡山に住む外国人そして岡山倉敷フィリピーノサークル相談役として、私の最初の行動は被災地域に住むフィリピン人の安否確認でした。洪水のあった翌朝には、在大阪神戸フィリピン総領事館にその内容を報告できました。
AMDAの緊急支援活動で、コーディネーター兼通訳として活動する際、準備や被災地でどのような活動をするのか率先して見つけ出すのは参加者本人です。今回の活動は海外での状況とは違いましたが、被災地の景色は同じで、大きな悲しみが私を襲いました。総社市や倉敷市の被災地での医療支援活動中、熱中症、脱水、外傷や心的ストレスなどの患者が多く見られました。このような緊急時には、立ち止まってじっくり考える時間はありません。直観に従うのみです。AMDAの活動に参加できることをいつも光栄に思い、感謝しています。