AMDA速報5 インドネシア・スラウェシ島地震被災者緊急支援活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報5 インドネシア・スラウェシ島地震被災者緊急支援活動

AMDAは9月28日午後6時過ぎに発生したインドネシア・スラウェシ島地震の被災者に対する緊急支援活動を継続している。

10月4日、被災地入りした第1次AMDAインドネシア医療チームは、地震で甚大な被害を受けた中部スラウェシ州パル(Palu)市にあるウンダタ(Undata)病院で5件、アヌタプラ(Anutapura)病院で8件の手術に麻酔科医として参加し、両病院で引き続き負傷者の対応にもあたった。

また、10月4日夜、スラウェシ島南部マカッサル市からNPO法人TMAT医療チームと、第2次として出発したAMDAインドネシア医療チーム(ムスリム大学医師・医学生が中心)は、被災地パルに到着した。翌5日、第2次医療チームと合流し、NPO法人TMAT医療チームと一緒に負傷者の対応を継続して行った。並行して、ウンダタ病院で6件、アヌタプラ病院で4件の手術にAMDAインドネシア医療チーム麻酔科医が参加。加えて、アヌタプラ病院から直線距離で約2kmにあるパル市バラロア(Balaroa)村に現地調査も行った。現地の話では、3,000人が亡くなった可能性がある、という話であった。生活環境に関しては、パル市では電気が約50%復旧してきている。ウンダタ病院の電気は5日午後に復旧したが、アヌタプラ病院に関しては、発電機に頼っている状況であった。

AMDAは日本から医師1人、看護師2人を被災地に派遣した。内看護師1人は5日午後3時28分、JR岡山駅発の新幹線で出発。「多くの人を救えるよう頑張りたい」と意欲を示した。翌6日には東京・羽田空港で他のメンバーと合流し出国。3人は7日深夜、航空便でインドネシア、スラウェシ島南部マカッサルに到着後、被災地のスラウェシ州パル市に向かった。16日に帰国する。

なお、この緊急支援活動はAMDA、ハサヌディン大学、ムスリム大学、NPO法人TMATと合同で実施している。












【日本からの1次派遣者】 *派遣順、敬称略

米田 恭子 調整員・看護師 / AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバー / 49歳

山崎 秀明 看護師 / AMDA緊急救援ネットワーク登録メンバー / 31歳

その他、AMDA緊急救援ネットワーク登録 1人



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