モンゴル人医師が岡山市で先端医療技術(内視鏡)を取得 – AMDA(アムダ)
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モンゴル人医師が岡山市で先端医療技術(内視鏡)を取得

広報担当参与 今井康人

モンゴルの男性医師が岡山県の国際貢献ローカル・トゥ・ローカル技術移転事業の助成を受け7月末に来岡、約2カ月間の研修を終えました。9月27日には同医師を岡山県に推薦したAMDA本部を訪れ、お礼とともに「学んだ技術を祖国で普及させ、患者サービスの向上に努めたい」と意欲を示しました。

医師はバドラフ ムンフバヤルさん(35歳)で、モンゴル国立医科大学の講師として勤務。同大学付属病院の内視鏡センター部長から「将来を担う若者に先端技術を学んでほしい」と推薦を受け、来岡しました。

岡山市では岡山済生会総合病院(岡山市北区)で、内視鏡の技術や環境衛生など包括的な医療を学びました。モンゴルでは胃がんの発生率が高く、上部消化管の内視鏡検査による早期発見が期待されています。

バドラフ医師は「日本人はお互いが助け合うという相互扶助の気持ちがあり、感動しました。私も今後はAMDAのメンバーとして役立ちたいです」と笑顔で話しました。