健康教育学級の様子
2月13日AMDAピースクリニック(APC)で行った健康教育学級に、17名の妊産婦が集まりました。この健康教育学級は1週間に一度行っており、対象はAMDAピースクリニックに登録している妊産婦です。授業の後には、栄養プログラムとして、地元の安価で栄養価の高い食材を使用し、自宅でも作れる料理を作って提供しています。
今回のトピックは母乳育児についてでした。母乳育児の重要性とその効果、授乳の仕方、予測される母乳育児に関するトラブルについて、APC看護師が参加者に教材を使って説明し、参加した妊産婦は聞き入っていました。使用した教材は、フィリピンレイテ医師会の産婦人科医が自身のクリニックで使用する母乳育児についての教材を元に、ブッダガヤの地域に合わせて、AMDA本部インターンの大学生の協力を得て準備したものです。
母乳育児についての説明をするAPC看護師
説明を聞く妊産婦
授業の後には、季節の野菜を使用したポコリと呼ばれる天ぷらに似た料理を提供し、妊産婦は時折談笑しながら美味しそうにいただいていました。「私は栄養の授業でモリンガの栄養価が高いと習い、ここでいただいたモリンガスープが美味しかったので、家に植えてあるモリンガを使って自分でもモリンガスープを作りました。」と話す参加者もいました。
ポコリを揚げるアムダスタッフ
談笑しながらポコリを食べる妊産婦