2017年末、大きな台風被害が出たフィリピンにAMDA本部から派遣された調整員2人が帰国、1月5日に同本部で緊急支援活動報告会を開きました。
フィリピン出身の大山マージョリーさん(岡山倉敷フィリピーノサークル代表、井原市在住)と、同じく調整員で理学療法士の三宅孝士さん(赤磐市からAMDAに出向中)。
2人は12月20日から30日まで滞在。橋が壊れ、土砂崩れで道路が寸断された中を船やバイク、徒歩で支援物資を輸送し、食糧や飲料水などを約1500世帯に配布しました。
2人は今後も現地と連絡を密にしながら、要請があれば支援に出向きたいとしています。
フィリピン政府によると、12月16日に台風26号、22日には27号が相次いで上陸。17年末現在で死者は211人、行方不明者220人、被災者は265万人にのぼっています。