AMDA本部は12月22日、台風26号が上陸し大きな被害が出ているフィリピンの緊急支援のため、第2次派遣をしました。
フィリピン出身で調整員の大山マージョリーさん(岡山倉敷フィリピーノサークル代表)と、同じく調整員で理学療法士の三宅孝士さん(赤磐市からAMDAに出向中)の2人。
AMDA本部(岡山市北区伊福町)で出発式があり、赤磐市職員が友實武則市長の激励文を代読し、2人は「必要な支援に的確に取り組みたい」と意欲を示しました。
2人はJR岡山駅午前8時53分発の新幹線で出発。関西国際空港で乗り換え、午後4時40分にフィリピン・マニラに到着する予定。当面は被災地で不足している食糧品などの物資を配布、現地の医師会と相談し医療支援のサポートも検討しています。
現地の報道によると、12月19日現在で41人が死亡。フィリピン国家災害対策本部(NDRRMC)によると、約100万人以上の生活に影響を及ぼし、約10万人が避難しています。この状況に加え、勢力を強めている低気圧がフィリピンに近づいており、警戒を強めています。