活動報告される頼藤先生と中村先生
10月29日(日)午後、「ルワンダ小児医療・学校保健支援活動報告会を開催しました。会場の岡山国際交流センター5階会議室は、四国医療専門学校の看護学生38人を含む約60人の参加者でいっぱいになりました。ルワンダは94年のジェノサイドで国民の10~20パーセントが殺害されたと言われています。AMDAは94年5月から隣国ザイールに逃れたルワンダ難民とルワンダ国内避難民の緊急医療支援を実施し、2002年まで復興支援を継続していました。再び2015年からルワンダ国内の小児医療・学校保健の支援活動を岡山県海外技術研修印事業(国際貢献ローカル・トゥ・ローカル技術移転事業)として展開しています。
この2年間の学校保健健診事業等ルワンダの子どもと小児医療をめぐる活動の報告を、頼藤貴志医師(岡山大学大学院環境生命科学研究科准教授)と、中村信医師(岡山医療センター新生児科医長)が、わかりやすく時に面白くお話ししてくださいました。アフリカの小児医療現状の話等は日ごろ触れる機会もほとんどなく、学生を中心とする多くの参加者の方々はとても熱心に話に聞き入り、質疑応答も意味深くあっという間の2時間でした。