AMDAは2009年度よりインド・ビハール州ブッダガヤでアーユルヴェーダクリニックを開院。2014年には地域のニーズに対応するため提供するサービスを母子保健に切り替え再スタートを切りました。
http://www.youtube.com/embed/txvyaolh7KA
2017年度はブッダガヤにあるシュリプール村での生活支援を新たに始めました。これは「貧困における健康増進」を目的とした包括的プライマリーヘルスケアの概念の中でも社会的経済的発展を目指すものです。社会的経済的発展により、住民が食料を確保できるようになることで、住民の栄養状態を改善できます。これが健康増進へと繋がるのです。
シュリプール村での支援は住民のニーズに基づき、農業用井戸の設置に決定しました。決定した当初は「井戸を掘っても農業用井戸に必要な水量が出るかどうかわからない。その場合はどうなるのだろうか?」とAMDAスタッフが住民に質問する場面もありました。決定してから約2週間後の7月下旬、農業用井戸に必要な水量が75フィート(約23メートル)地点から出てきた、というニュースとともに、住民が井戸水の出ている周りに集まっている様子が写ったビデオも届きました。同時に日本のオフィスでもそのビデオを見て現地からの喜びを共有しました。
今年の作期から早速、この井戸の水を使用して農作物を栽培予定です。