7月22日、将来発生が予想される南海トラフ地震に備え、公益社団法人岡山県鍼灸師会(内田輝和会長)と連携協力協定を締結しました。
協定書では、被災者の緊急人道支援を円滑に行うことを目的とし、岡山県鍼灸師会はAMDAからの連絡を受け、被害が予想され徳島、高知県内に、可能な範囲で鍼灸師、マッサージ師ら専門職を派遣するとしています。
岡山国際交流センター(岡山市北区)で行われた締結式では、菅波茂代表と内田会長が署名・押印し、がっちりと握手を交わしました。
菅波代表は「鍼灸治療は被災者のメンタル面でも役割は大きい。協定の締結は心強い」とあいさつ。内田会長は「被災者の体調不良や不眠、食欲不振などの軽減に尽力したい」と述べました。
岡山県鍼灸師会は1914年、鍼灸医学の効果的な活用と普及を目指して設立されました。会員数は約220人。