九州豪雨で甚大な被害を受けた福岡県朝倉市で支援活動をしたAMDAと総社市などの合同チームは10日、総社市役所で活動報告会を開いた。
チームは6日正午に出発。朝倉市側と打ち合わせをした上で、7日は小・中学校を中心に数カ所を回り、8日まで活動した。7日には総社市環境観光大使の登山家の野口健さんらも参加した。
報告会には現地に入った8人が参加。「生活用水が不足している」「避難所の暑さ対策も必要」―などと実情を訴え、今後も局地的に激しい雨が予想されることから「地元の要請があれば、すぐに対応できる体制を整えたい」と述べた。
九州豪雨では10日現在で、死者25人、行方や安否が分からない人が20人超で、1885人が避難を続け、被災自治体は仮設住宅の建設を検討するなど長期化する恐れが出ている。
【AMDAからの派遣者】
三宅 孝士(みやけ たかし)/理学療法士・調整員/AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム災害対策副本部長/赤磐市役所職員(赤磐市とAMDAとの連携協力協定に基づき、4月より2年間の予定でAMDA本部に出向中)
松永 健太郎(まつなが けんたろう)/調整員/AMDA本部職員
【お問い合わせ】
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