医療法人創和会しげい病院とAMDAが2月1日、今後発生しうる大規模災害に備えた連携協力協定を締結しました。
南海トラフ地震発生時には、しげい病院とAMDAは連絡を取りながら徳島、高知県内の被災地での支援活動に、対応可能な範囲で緊急医療チームを派遣するというものです。
さらに、緊急時の人道支援活動を円滑に行うため、平時から交流することも協定の中に含まれています。
しげい病院理事長重井様からのメッセージ
「近い将来において必ず来る災害と位置づけて想定し、平時において支援体制を準備・確立しておくという『AMDA南海トラフ災害対応プラットフォーム』の取り組みは画期的であり、必要かつ大変有効な方法と共感しています。
南海トラフ地震を想定すると、災害時の透析医療維持において県内で基幹的役割を期待される当院の課題は、まずは県内での自院を含めて被災した透析患者の生命及び安全の確保、そして遠隔被災地の透析施設及び被災地を離れる透析避難者を如何にバックアップするかということになりますが、併せてこのプラットフォームに参画し、避難所生活が長引く方々の健康管理を当院がお手伝いしたいと志しています。」
AMDAグループ菅波代表からの御礼
「前理事長である重井博先生にはAMDAの源流である岡山大学医学部クワイ河医学踏査隊の派遣の時より貴重な支援をしていただきました。
この度の協定により、しげい病院様との連携がさらに密なることを心より感謝申し上げます。」
(クワイ河医学踏査隊活動写真)