第9回 GPSP(世界平和パートナーシップ構想)魂と医療のプログラム モンゴル仏教総本山ガンダン寺で開催 – AMDA(アムダ)
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第9回 GPSP(世界平和パートナーシップ構想)魂と医療のプログラム モンゴル仏教総本山ガンダン寺で開催

2016年9月4日、モンゴル仏教総本山ガンダン寺において、第9回平和祈願祭が大本モンゴル本部とともに行われました。

ハルハ河戦争から77周年目となる本年も、宗教法人大本様にご参加いただき、ガンダン寺のご住職がたとともに、第二次世界大戦で尊い命を捧げたモンゴル、日本両国の犠牲者のご冥福を祈り、世界平和を祈願しました。

ガンダン寺モンゴル仏教学校校長バムバジャム師より、世界の混乱、自然災害が続く中で多くの人々が犠牲になっている。この観音様の一番大切な願いは、慈悲の下で世界の生きとし生けるもののために共に祈ることである。モンゴルのために日本からきてくださった方々に心より感謝を申し上げるとのご挨拶の後、大本国際愛善宣教課鬼塚義彰様、バンザラグチ ダルハジャヴ様より、世界平和祈願祭祝詞と平和祝詞が奏上されました。「我よし」から「我もよし、あなたもよし」と、平和への祈りを絶やさず、小さくても信じる力を合わせてこのような祭典を続けていく大切さを述べられました。
















菅波代表は、モンゴルと日本は、これまでの歴史を築いてきた両国の人々の平和への思いを私たちは深く心で読み取る努力を続け、平和のためにそれぞれがどのような役割を担っているのかを認識し、「相互扶助」の精神で世界平和の実現に向けて動き出すことが必要と訴えました。

式典の後は、境内にあるゲルの中で、3年計画で実施されているAMDA ガンダン ロータスプロジェクトについて、昨年モンゴル国内の6か所の僧院から60名の少年僧に僧侶法衣が支援されたことが報告されました。

また、最終年となる本年度は、少年僧の食糧支援が提案され、実施することがきまりました。今回の式典には、AMDAグループ菅波茂代表、AMDAシンガポール支部長ドンラオ先生、眼科健診事業に参加した川崎医療福祉大学感覚矯正学科教授高﨑裕子先生と学生4名及び日本視能訓練士協会顧問守田好江先生、AMDA本部職員2名、さらにはAMDAモンゴル支部長、AMSA Mongoliaの学生4名が参加し、一般の参拝者とともに世界平和をいのりました。

GPSP支援局長
難波 妙