岡山県老人保健施設協会会長 藤本宗平様よりメッセージを頂きました。
「災害は忘れないうちにやって来る」
熊本地震の余震が続いている4月20日AMDAグループ菅波代表より岡山県老人保健施設協会(老健協)に介護支援ボランティアの派遣依頼の一報が入りました。災害対策委員会委員長とともに、直ちに県下の会員施設にボランティア募集を依頼し、スケジュール調整を開始しました。5月27日まで延べ12名の介護福祉士を交代で熊本市東区佐土原の「特別養護老人ホーム シルバーピアさくら樹」に派遣しました。
「災害は忘れないうちにやって来る」を念頭に老健協災害対策委員会を中心に災害規模別の対策の策定を推進しているが、いまだ構築できていません。県内被災施設への一食分の食料支援システムとボランティア募集、義援金の集金ぐらいです。この度のAMDAとの合同介護支援事業において老健協は貴重なボランティア経験を積みつつあります。
平成16年10月23日に発生した新潟県中越地震で被災した老人保健施設に震災ボランティアとして支援活動をAMDAと共に行いました。熊本の介護現場が自立するまで介護支援を行いたいと思います。AMDAのご指導をお願いいたします
本年8月18日、19日に岡山市で中国5県の介護老人保健施設大会を開催いたします。熊本地震における介護支援ボランティア報告をポスターで行いたいと考えています。
2016.5.27
岡山県老人保健施設協会
会長 藤本宗平