AMDA速報17 熊本地震被災者緊急医療支援 総社市・AMDA合同活動 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDA速報17 熊本地震被災者緊急医療支援 総社市・AMDA合同活動

AMDA医療支援チームが活動している被災地の広安小学校(熊本県益城町)では、特別活動教室にいる要支援者10人を除く被災者138人が寝泊まりしていた各教室から体育館に移動。広安小は被災者と同居する形で9日に授業を再開し、4月14日の熊本地震(前震)から25日ぶりに児童の元気な声が校内に響いた。

田中校長は登校した児童全員を前に「地震で怖い思いをし、大切なものを失った。少しずつ心と体の健康を取り戻してほしい」と励ました。さらに避難生活が続く被災者にも言及し「元気なあいさつや優しい言葉をかけてほしい」と児童に協力を求めた。

広安小の体育館にある救護室は9日、看護師2人と鍼灸師2人で対応、利用者に緊急を要する病気の発生はなく、落ち着いた状況が続いている。

鍼灸師によるはり治療は引き続き好評で、長引く復興作業でボランティアによる受診も増えつつある。鍼灸師らは患者から「風呂には入っているのか」「洗濯をしてやろうか」などの温かい心遣いを受けており、「あらためて避難者のみなさんの心に寄り添い、話し合う時間を大切にしたいと感じた」と心境をつづったメールがAMDA本部に届いた。

AMDAは広安小の要介護者が転居した熊本市内の特別養護老人ホームに介護福祉士2人を派遣しているが、24時間体制のため近く3人態勢とする予定。

合同事業を実施している総社市役所からは、第1便が4月15日に出発して以降5月9日現在、派遣便数は11便、派遣人は43人(一般職40人、保健師3人)となっている。

                              

■速報16の第14次派遣に、鍼灸師1名の名前が入っておりませんでした。お詫びとともにお知らせいたします。

【第14次派遣】   5月7日出発

河内 輝美(かわち てるみ)/鍼灸師/大分県在住

 

【第16次派遣】   5月10日出発

木本 敬洋(きもと たかひろ)/看護師/東京都在住

西村 きみえ(にしむら きみえ)/看護師/岡山県在住

川口 直美(かわぐち なおみ)/看護師/沖縄県在住

湯藤 英樹(ゆどう ひでき)/介護福祉士/ホウエツ病院所属/徳島県在住

三笠 ひと美(みかさ ひとみ)/介護福祉士/ホウエツ病院所属/徳島県在住

竹内 克太(たけうち りょうた)/介護福祉士/岡山県老人保健施設協会/岡山県在住

松下 昌美(まつした まさみ)/介護福祉士/岡山県老人保健施設協会/岡山県在住

二村 隆一(にむら りゅういち)/鍼灸師/静岡県在住

渡邉 茂隆(わたなべ しげたか)/鍼灸師/静岡県在住

 

■5月9日までの派遣者数 (64人) 延べ65人

医師11人、看護師22人、薬剤師3人、介護福祉士12人、理学療法士3人、調整員12人、鍼灸師14人

【皆様からの募金を受け付けております】


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【お問い合わせ】認定特定非営利活動法人AMDA  〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1

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