第12回復興グルメF1大会開催に合わせて、岡山からボランティアバスを運行しました。 – AMDA(アムダ)
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国連経済社会理事会総合協議資格NGO

第12回復興グルメF1大会開催に合わせて、岡山からボランティアバスを運行しました。












福島県南相馬市で開催される「第12回復興グルメF-1大会」に参加するため、2016年4月15日(金)夜7時、9回目となる「ボランティアバス」を運行しました。

ボランティアバスの運行は2013年10月からスタートし、これまで南三陸町(宮城県)、南相馬市(福島)、七が浜町(宮城県)、陸前高田市(岩手県)、相馬市(福島)、大槌町(岩手)、気仙沼市(宮城県)と運行して、今回の南相馬市は2度目の大会の地となります。

ボランティアバスは、AMDAが東日本大震災復興支援事業として実施している「復興グルメF-1大会」の当日の運営、片付けまでを担うボランティアを募集し、被災地の方とともにイベントを成功させ、復興に向けた「喜びの共有」をすることが大きな目的です。

ボランティアバスへの参加者は高校生から70代までと年齢層も幅広く、今回30名が参加しました。初めての人とリピーターがほぼ半々の割合で、リピーターの中にはすべて参加する方もいました。

















今回初めての土曜日開催ということで、16日(土)大会当日朝、会場となった南相馬市鹿島生涯学習センターへ到着後、すぐにそれぞれの担当ブースに入り、商店街・グループの方から指導を受け、グルメの盛り付け、案内、笑顔での接客等、一人一人が一生懸命に活動しました。

グルメ販売終了後は、チケット枚数を数えたり、投票に使用したお箸の本数を数えたりと、休むまもなく閉会式を迎えました。閉会式後、会場の片づけを行い、一日のハードな作業をこなしました。その後の夕食会では、地元の商店街の方のおもてなしの手料理で楽しい一時を過ごしました。

翌日、17日(日)の早朝、大会会場周辺の清掃活動。その後、地元商店街の方を招いて、現在の南相馬市の現状や防災について等の研修会を開きました。また、市内視察では津波被害場所を訪れ、被災当時の説明を受けました。さらに地元お祭りの見学をし、現地の方との交流を深め、3日間のボランティア行程を終了し、帰路につきました。帰りのバスでは、福島の現状に詳しい参加者から話をしてもらったり、また参加者全員より今回のボランティア参加の感想を発表していただきました。