4月17日に岡山を出発した第2次派遣チームの3名は福岡を経由し、車輛で現地に到着した。被災地の最寄りとなる南関ICからは、道路の混雑が激しく、益城町への30kmの道のりを4時間かけて移動することとなった。第1次チームが活動している避難所・益城町立広小学校に当日合流した。本日18日は、6時から広安小学校保健室での診療活動を医師3人で開始した。

同避難所では17日夕方に電気が復旧したものの、依然として水とガスのライフラインは止まっている状況。発災から続く余震のため、同避難所には多くの避難者が詰めかけており、廊下やホールなどで過ごすことを余儀なくされている。このような状況の中医療のニーズも非常に高く、AMDA医療チームは現地到着からこれまでに89人の診療を行った。主な症状は瓦礫による外傷、不眠、うつ、風邪、便秘など。

このような状況を鑑み、今後も引き続き医療チームの派遣を予定。19日には助産師一名が、新たに現地チームに加わる。

■第3次派遣者プロフィール
4月19日　　米田 恭子（よねだ きょうこ）48歳／助産師,看護師／AMDA ERネットワークメンバー／北九州在住
 

■18日現在のAMDAからの派遣者プロフィール
難波　妙（なんば　たえ）52歳／調整員／AMDA本部職員／4月14日～
岩本　智子(いわもと　ともこ)31歳／看護師(米国資格) ／AMDA本部職員／4月15日～
橋本　千明(はしもと　ちあき)36歳／看護師／AMDA本部職員／4月15日～
大西　彰(おおにし　あきら)48歳／調整員／AMDA本部職員／4月15日～
佐藤　拓史(さとう　たくし) 51歳／医師／H2クリニック博多／AMDA南海トラフ地震対応プラットフォーム運営委員会　委員／
山河　城春（やまかわ しろはる）42歳／看護師／AMDA ERネットワークメンバー／4月16日～
頼藤　貴志(よりふじ　たかし)38歳／医師／岡山大学大学院環境生命科学研究科　准教授／4月17日～
森　將晏　(もり　まさはる)69歳／医師／認定特定非営利活動法人AMDA　参与／4月17日～
髙木　祐志(たかぎ　ゆうし)23歳／調整員／認定特定非営利活動法人AMDAインターン／4月17日～
 

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