AMDAネパール支部25周年式典が挙行されました – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

AMDAネパール支部25周年式典が挙行されました

1989年の設立以来、AMDAインターナショナル支部の中でも中心的な活動を行ってきたAMDAネパールが、創立25周年を迎え、2016年3月9日に記念式典を挙行しました。

AMDAネパールは、1993年にジプチに流入したソマリア難民の支援活動に救援チームを派遣して以来、2010年のハイチ地震、2013年のフィリピン台風30号支援等、多くのAMDA多国籍医療団の救援活動に参加してきました。

2015年4月25日に発生したネパール地震では、震災直後から緊急救援活動を開始し、AMDA本部、各国支部、ネパール医師会、トリブバン大学教育病院などとともに幅広い支援活動を展開し、現在もこれらの団体とともに、医療支援が届きにくい地域への健康支援事業プログラム(アウトリーチ・クリニック)やボランティア心理カウンセラー養成講座等、様々な復興支援活動を継続して行っています。

記念式典には、ラムジャナムチョウダリ保健大臣他、ネパール医師会長、UNHCRネパール事務局代表、日本大使館職員の方々にご出席いただき、25周年を祝いました。式典の中で、「AMDAネパールのこれまでの貢献に対する謝辞と、今後AMDAネパールがネパール国民のみならず、国際社会に貢献する組織になることを確信している」というAMDAグループ菅波代表のメッセージも紹介されました。その後AMDAネパールの活動に貢献して下さった協力者にネパール保健大臣とネパール支部長から盾が送られました。そしてAMDAネパール支部長のシン先生より、「これまでのAMDAネパールの活動を支えて下さった方々への感謝と、今後も各関係機関と協力しネパール地震からの一日も早い復興と医療支援に尽力していく」という決意表明で閉会し、25周年の喜びとともに新たな希望を参加者全員で共有しました。

式典終了後、AMDAネパール支部長と菅波代表がネパール地震被災者救援活動について日本医師会に報告した時の様子をAMDA本部職員より保健大臣に説明しました。保健大臣からは、AMDAネパールの25周年の功績に対する感謝の言葉をいただきました。