AMDAでは駐日外国公館を表敬訪問し、AMDA野土路農場及び新庄村の農産物(無農薬米とお餅)の贈呈を行うことにしています。その第一弾として12月21日、AMDA職員がインドネシア大使館とバングラデシュ大使館を訪問。AMDA野土路農場及び新庄村の農産物(無農薬米とお餅)を贈呈し、AMDAと新庄村での取り組みについて報告しました。
インドネシア大使館のダデン・グナワン農業担当官は「現在インドネシアの農業は質より量の時代は終わり、より安全、安心、おいしさにこだわった有機農産物を買い求める人(中間層から富裕層)が爆発的に増えつつある。しかし、農家のパッケージングや流通面でマーケットの要望に追いついていない面があり、技術的な支援を必要としている」と国内事情を説明されました。
AMDAフードプログラムについては「最近の若い人たちは国を問わず農業に対する関心が薄れてきている。米を食べることは知っていても作り方のわからない人が多い。日本には農村体験などのイベントがあり都市の子供たちに田植えや収穫を体験させるイベントがあるが非常によいものだ」と、その取り組みに深い関心を寄せてくださいました。そして「お米とお餅をくださってありがとう。食べたら感想を連絡します。いつか岡山にも視察に行ってみたい」とのお言葉を頂きました。
続いて訪れたバングラデシュ大使館の臨時代理大使:ジボン・ロンジョン・モジュムデル公使は、「AMDAがバングラデシュで展開してきた援助活動に対しお礼を申し上げる。日本とバングラデシュとは7世紀ころから交流がある。これからも良好な関係を続けていきたい。お米とおもちをありがとう。大切にいただきます」とのお言葉をいただきました(下の写真中央が、バングラデシュ大使館の臨時代理大使:ジボン・ロンジョン・モジュムデル公使)。