フィリピン台風24号被災者に対する緊急支援活動開始 AMDA速報1 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

フィリピン台風24号被災者に対する緊急支援活動開始 AMDA速報1

AMDAでは21日に緊急支援の開始を決定し、本部から岩本看護師を派遣することとした。

10月18日にフィリピン・ルソン島東部のオーロラ(Aurora)州に上陸した台風24号は、上陸から3日間ルソン島上空に留まった。その影響を受け同島中部から北部にかけて広い範囲で水害が発生し、山間部では土砂崩れも多発するなど深刻な被害が発生している。

22日のフィリピン国家災害対策本部の発表によると、およそ100万人が被災し、455以上の避難所に50万人近くが避難している状況である。パンガシナン(Pangasinan)州では、6自治体で鉄砲水による被害が報告されている。また土砂崩れの発生により、孤立して連絡が取れない地区も多くあるという。北部の山間部では、橋を渡っていた6歳の女の子が強風にあおられて川に落ちて亡くなるなど、これまでに41人の死亡が確認されている。パンガシナン州出身のAMDA協力者から、被害が深刻な同州での支援活動の要請を受け、AMDAでは21日に緊急支援の開始を決定し、本部から岩本看護師を派遣することとした。

パンガシナン州は、マニラから北に約200kmのところに位置する地域で、現地からの情報では、現在水が引いた地域もあるものの、いまだに広く浸水しており、電気も通っていない地域があり、被災した人々は避難所に身を寄せ、支援を待っている状況である。岩本看護師はマニラ到着後、パンガシナン州に向け車輛で移動し、23日のうちに被災地に入る予定である。


■本部からの派遣

岩本智子(いわもと ともこ)

看護師(米国資格)/フィリピン担当部長/倉敷市在住 31歳(84年4月生)



■岡山出発 及びフライト予定

10月23日 岡山駅発 8:49 のぞみ6号 8:30岡山駅新幹線改札口集合

同日 関西空港発 12:55 マニラ着 16:00



10/23岡山を出発しました

 








■これまでの主なフィリピンでの活動

台風30号緊急医療支援及びレイテ島復興支援(’13~14)、

ボホール島地震緊急医療支援(‘13)

ミンダナオ島洪水緊急医療支援(’11)、

レイテ島地滑り緊急医療支援(’06) 他多数



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