台湾粉じん爆発災害に対する医療調査を実施 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

台湾粉じん爆発災害に対する医療調査を実施

6月27日、台湾新北市内の複合レジャー施設で大規模な爆発火災事故が発生した。同施設で開催されていた音楽イベント内で、使用されたカラーパウダーに引火し爆発。爆発により発生した火災で3人が死亡、負傷者約500人。現在も432人がやけどなどを負って入院しており、うち291人は集中治療室で治療を受けているという(新北市衛生局7月2日発表)

この事故に関する台北駐日経済文化代表処からの連絡を受け、AMDAでは日本医師会と共同で現地調査の実施を決定。












7月2日には医師2名を台湾に派遣。台湾外交部、台湾医師会、台湾路竹会の協力のもと、被災者が入院する病院や関係機関を訪問し、皮膚の移植手術などが必要な重度の熱傷患者が多数いることが確認できた。この状況を受けて、今後の支援活動については、日本医師会、台湾医師会と調整をしながら進めていく予定。

【派遣者】

菅波 茂/医師/AMDAグループ代表

氏家 良人/医師/日本集中治療医学会理事長、川崎医科大学救急総合診療特任教授、岡山大学名誉教授