AMDA、太生山一心寺(岡山市)、AMDAピースクリニックの合同支援事業として「AMDAピースクリニック」の関係者が、インドからネパールの被災地に向けて、支援物資の提供などの支援活動を実施している。
現地からの報告
ネパール中部地震は災害の規模が甚大で死者数も多く、20万人もの人が負傷し、それに加えこの2倍以上の人たちがホームレスになりました。デリーのシーク教会は、約20トンの食糧と10 トンのテントと毛布を集めインド空軍とともに被災者のために配布しました。ネパール大使館もまた一週間に2回、テント、医薬品、食料などの支援物資を空路と陸路で送りました。
私たちは、同じシーク教徒のボランティアを通じて、被災地へ粉ミルク、砂糖、ビスケットなどの食料と生理用ナプキンなどの生活支援物資を被災者に提供しました。今週は再び、お米、砂糖、粉ミルク、麺類などの食糧を同様に支援物資として提供しました。ネパールの夜は冷えるため、屋外で避難されている被災者のことを考えて、テント、毛布、食糧などを支援物資としてネパール大使館に送る予定です。
現在私たちが支援物資を調達しているインド・デリーは44度あり、これらの物資を調達するのは大変、大変難しい状況です。しかし、ネパールの被災者の方々のため、力を尽くしたいと思います。