2014年5月、AMDAはスリランカの団体「ローズランカ」とマイクロクレジット(小規模融資)の共同プロジェクトを開始しました。
AMDAは、ローズランカがマイクロクレジット事業用に蓄積している基金に、資金を一部提供する形で協力しています。ローズランカの基金は、スリランカの茶畑が広がる山岳地方にあるルヌガラ・ホプトン村を対象地として実施されています。ローズランカの融資は、ルヌガラ・ホプトン村の学校に通う生徒の家庭に対して行われています。
多くの生徒の両親は、低賃金で茶畑の仕事に従事していることから、融資により家計が少しでも良くなることを目指しています。
ホプトン・ビグネスワラ学校の校長は、生徒の家庭の経済状況が少しでも良くなることを希望しつつプロジェクトに感謝の意を表しています。融資を受け取った生徒たちの両親は、生活用品販売店を始めたり、ヤギを飼育したりして、収入を増やす活動を始めています。
当初このプロジェクトには47人の応募がありました。
現在、17人に対して融資を行っており、残りの30人は融資が受けられるのを待っています。