AMDAと新庄村が合同で進める「有機農業技術移転プログラム(※)」として、2014年度の研修生がフィリピンルソン島から2名、6月1日に来日しました。
研修生2名は、いずれも、フィリピンで有機農業に携わる農場のリーダーで、タンバロ氏とマルティレツ氏。
「日本の先進的な有機農業の方法をたくさん身につけて、母国で多くの人に伝えていきたい。また自分たちがこれまでやってきた有機農業の技術を、日本の人にも伝えていきたい。より良い研修にしていきたい。」と 意欲的な姿勢を見せてくれています。
AMDA野土路農場を中心にフィールド実習を行いながら新庄村内外でも研修を行っています。
研修期間は11月の中旬まで。期間中はAMDA野土路農場での研修のほか、新庄村内外で様々な研修や交流の機会を予定しています。
※)有機農業技術移転プログラム
アジアの国への技術移転を目的として取り組んでいるプログラム。
海外からの有機農業研修生を半年間、新庄村AMDA野土路農場で受け入れを行い、有機農業の技術を指導。研修生の帰国後は、AMDAと新庄村から技術指導者が現地を訪れ、フォローアップを兼ねた指導を行う。2013年からスタートし、インドネシアスラウェシ島マリノ村から研修生2名を招へいし研修を実施した。