2014年3月23日に、オルガホール(岡山市)を会場に第3回となる「絆コンサート&フォーラム(注)」が開催されました。
第1部では「学生の視点で考える震災と復興」として、被災地・岩手県大槌町出身の臺隆裕氏、台野仁氏が、被災を経験した学生の視点での「復興」を語り、「このことを風化させないでほしい」「自分には起こらないと思わないでほしい」とそれぞれの伝えたいメッセージを熱く語りました。
臺氏の発表 | 台野氏の発表 |
さらに、これまで支援活動に携わってきた学生の代表としてAMDA高校生会・リーダー森部葵氏、AMDAボランティアバス参加経験を持つ大学生・五藤拓也氏がそれぞれの視点からの「学生として今できる復興支援」についてスライドを交えて語りました。
AMDA高校生会の発表 | 五藤氏の発表 |
第2部では岡山から、被災地を訪れ音楽演奏などで被災地支援を行った音楽家の黒住教奏楽寮 吉備楽、三船文彰氏、中谷和子氏によるステージが行われました。フィナーレには、就実中学校・高等学校の吹奏楽部と、臺隆裕氏の合同演奏が行われ、会場は感動の涙と笑顔と大きな拍手に包まれました。
黒住教奏楽吉備楽による舞台 | 三船先生によるステージ |
中谷先生によるステージ | 就実高校・臺氏ジョイントステージ |
本コンサートとフォーラムを通じて、改めて、学生の持つエネルギーや純粋な言葉で発せられる被災地への想いなどが、会に参加した大人の心を動かしました。
また、これからの東日本の復興を担う世代の持つ絆の強さやエネルギーに、今後の明るい未来を想像させられるコンサート&フォーラムとなりました。