第2回東日本大震災復興支援・スポーツ親善交流プログラムを実施しました!
11月3日(土)、宮城県津谷中学校グラウンドを会場に第2回目となる東日本大震災復興支援・スポーツ親善交流プログラムを実施した。
参加したのは大槌中学校(岩手県)24人、気仙沼中学校(宮城県)13人、志津川中学校(宮城県)15人、津谷中学校(宮城県)14人の4校73人のサッカー部員と、その監督、コーチ。
さらに、救護所設営のために、大槌病院から3人、猪苗代病院(気仙沼)から5人、志津川病院(南三陸)から3人の医療従事者が参加し、大会の運営スタッフなどを含め、総勢108人が参加した。
開会式の様子 | チームに分かれて準備運動 |
晴天に恵まれたものの、吹き付ける風は非常に冷たく、冬の気配を感じさせる1日であったが、参加した皆が思いきり、笑顔で過ごした1日となった。
午前中は学校対抗の試合を総当たりで戦で、各校3試合ずつ行った。
午前中の学校対抗試合 | 白熱した試合 |
午後からは学校対抗ではなく混合で、全体をAチーム、Bチームの2つに分けてマラソンリレー式混合試合を行った。
午後からの混合チームには、各校の顧問の先生、猪苗代病院の看護師さん、およびAMDA大槌健康サポートセンターのスタッフも参加し、盛り上がりを見せた。普段、先生と生徒が一緒に試合に出る機会があまりないため先生方が熱くなって試合に参加している姿を見て、子どもたちも楽しんでいた。
午後からは混合チームで | 午後からは混合チームで |
会場では、公益社団法人日本国際民間協力会NICCO、AmeriCaresによるお昼ご飯に温かい炊き出しがあり、カレーのいい匂いが会場に立ち込めた。
おひるごはんに温かい炊き出しブース | スタッフもごちそうになりました |
また救護所では、怪我をする学生もなく猪苗代病院、大槌病院および志津川病院の医師および看護師の方々が、それぞれに学生の試合を観戦しながら交流を持つことができた。
参加した学生の声:
- 「カレーが美味しかった!」
- 「こういう交流を続けてほしい」
- 「人の力はすごい」
- 「他の県でもサッカーをやっていれば友達としてつながれると感じた」
引率の先生の声:
- 「子どもたちが楽しそうにサッカーをしている姿を見れて良かった」
- 「震災から1年半以上経ったこの時期に開催してくれたことに感謝している」
- 「こうやって被災地のことを思っている人たちがいることは、子どもたちに伝わったはず」
参加したスタッフの声:
- 「帰り際に、各校の子どもたちが笑顔で「ありがとうございました!」と帰っていったのが印象的だった。」
- 「私自身沢山の子供達と一緒にサッカーができてうれしかったです。また、大槌の子供たちとも少しづつ仲良くなれた気がします。無邪気な子供達が可愛かったです。」
- 「今回のサッカー交流を通して改めてサッカーというスポーツの素晴らしさ、重要性を感じました。」