東日本大震災・復興支援活動33 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

東日本大震災・復興支援活動33

AMDA震災ホームレス支援プログラム

東日本大震災から10か月が過ぎ、被災地では新たな問題として「震災ホームレス」が急増している。ホームレスを支援している仙台市内の団体・NPO法人仙台夜まわりグループによると、宮城県仙台市にて約100人が震災ホームレスになっているという。それによると、震災復興の仕事で別の被災地から仙台に来た人が雇い止めにあいホームレスとして生活を余儀なくされていたり、震災の影響で職を失い仮設住宅での水道光熱費が払えないなどの理由で仮設住宅を出ざるを得ないなどの理由が多い。さらに寒さは厳しくなると予想されており、状況は深刻化している。

震災ホームレスを支援しているNPO法人・仙台夜まわりグループでは週1回の炊き出し活動をしているが、食料・カイロ・防寒具が不足し、大変危険な状態だという。この状況を知った日蓮宗太生山一心寺(岡山市南区妹尾)の中島妙江住職より相談が寄せられ、AMDAが調整役として、おかやまコープ、両備トランスポートカンパニーに協力を呼びかけた。急な物資の購入、輸送にもかかわらず、両団体とも快く協力いただけることとなり、仙台夜まわりグループに協力する形で、各協力団体(日蓮宗岡山県社会教化事業協会、おかやまコープ、両備トランスポートカンパニー)と合同でプロジェクトを実施する。

日蓮宗太生山一心寺は、調整員派遣や寄付などで度々AMDAに協力を頂いている。仙台市は、東日本大震災直後、最初にAMDAが活動拠点を置いた場所でもある。

1月28日には仙台夜まわりグループによる炊き出しが予定されており、それに合わせて24日に岡山から4トントラックに、支援物資を積み込み、仙台に向けて物資が出発する。出発の際には出発式を執り行う。また、28日の仙台での炊き出しにはAMDAスタッフも協力予定。


コープから購入した物資を両備トランスポートのトラックで

事務所からの積み込み

事務所内でインタビュー

物資搬送トラック

出発式の様子

■出発式
日 時:1月24日 午後13:30~
場 所:AMDA本部事務所(岡山市北区伊福町3-31-1)
出席者:
○日蓮宗岡山県社会教化事業協会 妙傳寺(みょうでんじ)
住職 籾 智修(もみ ちしゅう)
○生活協同組合 おかやまコープ
全体理事 宮本 紀子(みやもと のりこ)
○両備トランスポートカンパニー
次長 井上 政彦(いのうえ まさひこ)
○AMDAボランティアセンター
事務局長 成澤 貴子(なりさわ たかこ)
■配布物資
カップめん2000食、カイロ2000個、簡易防寒寝袋300個
■配布対象者
仙台駅震災ホームレスの方々100人程度
■支援期間
4月中旬ごろまで
■協力団体 
日蓮宗岡山県社会教化事業協会
生活協同組合 おかやまコープ
両備トランスポートカンパニー
特定非営利活動法人AMDA(アムダ)
NPO法人 仙台夜まわりグループ


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〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
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