トルコ東部地震被災者に対する復興支援活動-4 – AMDA(アムダ)
救える命があればどこまでも
特定非営利活動法人アムダ
国連経済社会理事会総合協議資格NGO

トルコ東部地震被災者に対する復興支援活動-4

10月23日に発生したトルコ東部地震から1か月が経過した。AMDAは、復興支援に向けてのニーズ調査を行うため、本部から復興支援調査チームの派遣を決定した。

AMDA調査チームは、被害が最も大きかったワン県の医療施設を訪問し、医療機器やスタッフ、建物の被害状況を確認することになっている。被災地における巡回診療のニーズについても調査する。 また、AMDA調査チームはAMDAが10月に医療活動を行った際に拠点としていたワン県エルジシュの学校を訪問する。トルコ東部に位置するワン県は、クルド人が多く住む地域である。AMDAはエルジシュの学校と協力し、地域で生活するクルド人とトルコ人の若者を対象とした「AMDA震災復興支援スポーツ親善交流プログラム」の実施可能性を検討する。 現在、ワン県に日本のNGOは入っていないという。

AMDAでは地震発生翌日の24日に日本から外科医1人、内科医1人、調整員兼通訳1人の合計3人を派遣した。3人はエルジシュの体育館に設置された仮設の医療施設(通称:サハラ病院)で約一週間活動した。AMDAの外科医と内科医は、それぞれの専門性を発揮して治療にあたり、トルコ政府の医療チームと共に、多数の重症患者を診療した。地震発生から一週間が経過した時点で、緊急救援に従事する医療者の数が充足し始めたことから、AMDAは10月31日に緊急医療支援活動を終了し、帰国の途についた。

■日本からの出発便 11月26日
11月26日 18:45 岡山駅新幹線改札口に集合
11月26日 19:14 岡山駅発(のぞみ58号/はるか45号)
→ 21:06 関西空港着
11月26日 23:30  関西空港発 (TK 0047)
→ (11月27日) 05:55 イスタンブール着
11月27日 08:00 イスタンブール発 (TK 2126)
→ 09:05 ワン(VAN)着

■AMDA復興支援調査 派遣者 プロフィール
ヴィーラヴァーグ ニッティヤーナンタン(VEERAVAGU Nithiananthan):調整員/AMDA本部職員/岡山県在住
武田 未央 (たけだ みお):保健師・看護師/岡山県在住

■これまでのAMDA派遣者 (10/24~10/31)
渕崎 祐一(ふちざきゆういち):医師/内科/福岡県在住
大類 隼人(おおるいはやと):医師/兵庫県医大救急医兼任呼吸器外来/外科/兵庫県在住
イュルディス アフメット:調整員/大阪府在住 トルコ国籍 日本トルコ文化交流会所属

■これまでの「AMDA紛争・災害復興支援 スポーツ親善交流プログラム」の例
●ハイチ大地震の復興支援事業スポーツ親善交流プログラム
2010年1月に発生したハイチ大地震の後、2010年8月に隣国ドミニカ共和国で開催。
●東日本大震災復興支援スポーツ親善交流プログラム
2011年3月に発生した東日本大震災復興支援事業の一つとして2011年8月に岡山県で開催。
●紛争復興支援・スリランカスポーツ&アートプログラム
2009年に20年以上続いていた内戦が終結したスリランカで2011年9月にスリランカで開催。

【皆様からの募金を受け付けております】
●郵便振替:口座番号01250-2-40709 口座名「特定非営利活動法人アムダ」
     通信欄に「トルコ地震」もしくは「138」とご記入下さい
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口座名「特定非営利活動法人アムダ」
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【お問い合わせ】
AMDA ボランティアセンター 〒700-0013 岡山市北区伊福町3-31-1
TEL086-252-7700 FAX086-252-7717 http://www.amda.or.jp